2007-01-01から1年間の記事一覧

干し大根

毎年11月の末に漬ける沢庵漬けが今年は漬けられずに いました。今年は干し大根の出荷数が少なく、よい干し大根 も少なく値段も高かったのです。確かに家庭では沢庵を漬ける 家が無くなってきましたし、大根を干す作業も大変で老齢化し てきた農家には重労…

赤蕪

赤蕪です。 「温海赤蕪」が有名ですが、これは違うのかな? 種子はたぶん「温海赤蕪」だと思いますがやっぱり 温海で生産された蕪でないと名乗れないのかな。 市場には「温海赤蕪」として出ている蕪もあります。 赤蕪の酢漬けに初めて挑戦してみました。 1…

橙(だいだい)

今年もあと僅かです。 市場で橙(だいだい)を買ってきました。 オヤジの子どもの頃はオレンジ色なんて言わないで橙色って 言ったもんです。 この橙、お正月の縁起物で鏡餅と飾られます。 成熟した実が落ちにくく、新旧の実がひとつの木に成ることから 代々…

晩三吉梨

きょうは市場で大分日田の晩三吉梨を買いました。 暮れに登場する梨です。 酸味があって日持ちする梨です。日持ちすることから 戦前に南洋に輸出されたみたいです。 ちょっと前に地産の晩三吉梨も買ってみました。 水分は地産の梨に軍配です。 鶏の唐揚げに…

季節はたはた(鰰)

ハタハタは年中見られますが、産卵のため岸に寄ってきた ハタハタを「季節ハタハタ」と呼びます。 前線が通過し、雷がなり寒気がやってきて、海がしけると 海水温が低下してハタハタがやってきます。 秋田の人の多くは、たぶんブリコ(ハタハタの卵)が大好…

比内地鶏

食品偽装が新聞で相次いで取り上げられています。 賞味期限、消費期限、産地、等級、食材そのものの偽り。 これらは、仕事をする上での元々の理念が間違っているのでは とオヤジは思っています。我々は生活する上で多くの人々の おかげで存在することができ…

くりたけ

市場で買ったくりたけです。 今日は豚汁に入りました。 2、3日はくりたけ入り豚汁です。

モツ

豚白モツです。 昔はモツと言えば鼻を突く強烈な臭みがありました。 今のモツはきれいであまり臭くありません。漂白して 臭いを消しています。それがホルモン人口の裾野を広げた のでしょう。 モツ鍋をつっつく若い女の人もめずらしくありません。 若い頃、…

ラ・フランス

ラ・フランスが食べ頃になりました。 香りが良くとろりとした甘さがあります。 洋梨は追熟を経て食べ頃にになります。 メロンもそうですね。 以前コースのデザートで出したムースグラッセが 好評でしたので、また作ってみました。 いくらか店でも出せます。…

もってのほか

おもしろい名前の菊です。本来は「延命楽(えんめいらく)」 という名の品種だそうです。元来、菊は不老長寿の霊草とさ れ日本でも平安時代には天皇の御前に菊を飾り長寿を保つ儀式を行ったと伝えられているそうです。 そういえば「重陽の節句」というのがあ…

今日は夕方、工務店の社長よりまたまた松ヶ崎の定置網の 魚をいただきました。たびたびありがとうございます。 鯛に鰺と鮭です。鮭はとれたてで硬直しています。 さっそく処理に取りかかりました。 鯛の刺身に鰺のたたきです。 小鯵は南蛮漬けにしました。 …

百目柿

これは甲州百目柿。先日買った柿です。 百匁柿は一個の重さが百匁(ひゃくもんめ)、375gほどの重さがある事から 「百匁柿」または「百目柿」と呼ばれているそうです。

庄内柿

ここは秋田ですが隣県より庄内柿が市場に大量にきます。 今の時期はまさに柿一色。今日の市場はまさに柿市場の 様相です。 『平核無柿』が正式名称。 庄内柿は平べったい角型で種がない柿です。

はつたけ

市場に何度も出ていましたがなかなか買えずにいました。 やっと手に入れました。 味のいいきのこです。 今日のお通しでした。お酒のお客様よかったですね。 もちろん、お通しは無料です。

もだつ

もだし、もだす、もだち、いろいろ呼び名が違うようです。 ぼっこもだつ、くさもだつ、出る場所によって何種かあるようです。 一般に言うならたけのことです。 塩水に漬けて虫やゴミをとります。小さな虫でキャーと騒ぐ御仁には 食べる資格はありません。天…

秋鮭

きのうの続きです。 氷頭なますと焼き白子 どうしても日本酒がほしくなります。 鮭といくらの親子丼

秋鮭

松ヶ崎の定置網にかかった秋鮭です。 故意にしている工務店の社長からいただきました。 雄と雌です。 いくらがたっぷり。 お昼はザッパ汁でした。 青森ではじゃっぱ汁と言うみたいですね。 鮭や鱈でよくやります。 身をを食べるよりこれが一番おいしいと思う…

きんだけ

きんだけ。または、きだけとこの辺りでは言います。 松林にでる味のいいキノコです。 能代の方では鍋焼きうどんには必ずいれるらしいと 食材やさんから聞いたことがあります。高値で取引 されるとか。 これも所によって金になったり黄になったり。 黄金色で…

松茸

山形県産松茸です。 国産はやはり高貴な香りですね。 新聞によると 「国産マツタケ不作 猛暑が影響 卸値5割高」 地球温暖化も影響しているみたいです。 スウェーデン産も出ているらしいですが まだ見たことがありません。スウェーデンでは 松茸の学名が【靴…

辛子大根

きょう市場で辛子大根を見つけました。1本分けてもらいました。 白い辛子大根は見ていますが、これは紫色できれいです。 当然の如く おろして、そばと食べました。淡いパープル。 やっぱり辛い! 身にしみて大根からし秋の風 芭蕉

赤嶺

甲斐路という似たブドウがあります。 鳥海山 13日に初冠雪です。

二十世紀梨

いま店で使っている果物です。 二十世紀梨は二十世紀には梨の王様になるだろうと 名付けられた梨だそうです。 二十一世紀になってもおいしいでしょう。 食後に食べる梨の清涼感はすばらしい。 特に濃厚な味の後にはとてもいいです。

いものこ

八目鰻

秋田では季節を認識する食材のひとつです。 目の後ろからえら穴が7つ、合計目が8つあるように見えます。 一般に八目汁にして食べます. オヤジの年代以降の男性諸氏は好む人が多いです。 土地やその人によって調理法がいろいろあるようです。 いものこ、ご…

みずの実

みずの実をもらいました。 これは漬け物にします。 茹でて食べてもおいしいです。

セリ

きりたんぽ鍋の必須食材中のひとつがセリです。 私は香りのある野菜が好きなので、セリも好物です。 雪の降る寒い冬の日、セリを出荷する人の手を見た時、あかぎれで あちこちがざっくりと割れて痛々しかったことが忘れられません。 セリと生ハムのサラダ

地元漁港の魚

きょうは地場物の一部の魚を紹介します。 鯛 秋鮭、ワラサ イシモチ、アラ、アイナメ、ノドクロ、カサゴ、アマダイ 先日、国体で静岡からいらしたお客様が地元の魚料理が 食べたいとお望みでした。 当店でも御予約いただければOKです。

舞茸

栽培の舞茸です。でも、「雪国まいたけ」のように工場で 生産されるよりは味があります。シャキシャキしています。 きりたんぽには不可欠ですね。 天ぷらと汁物(比内地鶏、舞茸、豆腐、長葱)にしてみました。 炊き込みご飯はご飯が黒くなるので好みません。

秋田由利牛

家畜市場に行ってきました。 すぐ近くにあるのに一度も行ったことがありませんでした。 毎月9日がセリの日です。 先日、出入りの肉屋さんに由利牛のサーロインを注文したところ、 手に入らないとのこと。仲間内の肉屋さんも扱ってないらしい。 友人の由利牛…